Shirabeyo: 012 家計簿をエクセルのような表計算ソフトLibreOffice(OpenOffice)のCalcで作成セルの範囲プルダウン設定

初心者の初心者による初心者のためのCalc(カルク)講座の第12回目です。

この講座で使っている各回のファイルはこちらでダウンロードできます。
http://shirabeyo.blogspot.com/2013/09/025-libreofficeopenofficecalc.html

今回は前回に引き続き入力セルのプルダウン設定ですが、
一週間分の表の費目のプルダウン設定は少しだけ込み入っています。

費目のセルをプルダウン設定する方法は何種類かありますが、その中のセルの範囲をプルダウンの中身に指定してリンクすることにより、指定されたセル側のセル内容を変えたら、指定するセル側のプルダウン内容が変わるというものです。

具体的には前に一週間分の表の費目を一ヶ月分として集計するために、「月の費目支出合計表」を作りましたね。

その表の費目L25からL38のセルを、今回の一週間分の表の費目のセルに対して、プルダウン設定で「セルの範囲」として指定します。

そうすることにより、一週間分の表の費目のセルのプルダウンの中身は、一ヶ月間を集計する「月の費目支出合計表」とリンクされるようになります。

なぜわざわざこのような設定をするのかといいますと、「一週間分の表の費目」を個別集計するために「月の費目支出合計表」を作りましたから、これらをリンクさせることにより、「月の費目支出合計表」の費目名を変えるだけで「一週間分の表の費目」のプルダウンの費目名も変わることになりますから、入力ミスも少なくなるでしょうし、設定、再設定時の二度手間をなくすことも出来るのではないかと思ったわけです。

説明が大変長くなりました申し訳ありません、それではプルダウンの中身を「セルの範囲」にする設定です。

1)プルダウンにするセルを選択して、メニューの[データ(D)]をクリックして[入力規則(V)]をクリックします。
2)そうすると[データの入力規則]というウインドウが開きますから、その中の[条件]というタブを選択して入力値の種類(Aを「セルの範囲」にします。
3)「セルの範囲」を選ぶと[ソース(S)]が現れますので、そのテキストエリアの右のウインドウの絵のようなアイコンをクリックします。
4)そうすると設定しようとしている家計簿ファイル(無題12.ods)に切り替わり、[データの入力規則:ソース]という横に細長いテキストウインドウも現れます。
5)そこで「月の費目支出合計表」の費目L25のセルからL38のセルまでクリックして引きずっていき選択します。
6)それだけで[データの入力規則:ソース]ウインドウにその結果の書式が表示されますからそのウインドウの右にあるウインドウの絵のようなアイコンをクリックします。
7)クリックすると[データの入力規則]というウインドウに切り替わり、[ソース(S)]のテキストエリアの中が書式を入力された状態で設定されていますからOKボタンをクリックしプルダウンの設定を終了します。

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012 家計簿をエクセルのような表計算ソフトLibreOffice(OpenOffice)のCalcで作成 セルの範囲 プルダウン設定

012 家計簿をエクセルのような表計算ソフトLibreOffice(OpenOffice)のCalcで作成セルの範囲プルダウン設定